真・女神転生

真・女神転生の最新作の4を買えなかった反動で過去作を急にやり直したくなった。所持している3に始まり、ゲームアーカイブスで1.2を購入してしまった。2はやった事ないのだが、元々バグの嵐だと聞いたことがある。勿論配信されているのは修正版だが、それでもバグはまだ潜んでいるらしいおすし。幸い、ゲームの進行に支障をきたす悪質な類のものはないらしいので、その点では安心して遊べそう。

女神転生というのは簡単に言ってしまえば、人間の世界に悪魔と神が干渉して来る、という話なのだが、面白いのは悪魔だ神だといって、その勢力の持つ思想が実に人間臭い点にある。悪魔だからといって人間には全く共感できない存在として描かれているわけでもないし、神だからといって、人間に肯定できる思想を所持している存在として描かれているわけでもない。共通するのは、世界における自種族の確立を目指しており、その為に他の種族を貶めようとする所だ。人間社会においてもこんな奴は掃いて捨てるほどいるだけに、人間の愚かさを皮肉ったような作品にも感じる。それが真・女神転生略してメガテンの魅力であり、戦闘の絶妙なバランス、退廃感を感じる世界観と相まって、今日までに熱狂的なファンを獲得するまでに至る。ペルソナシリーズの成功で、最近は比較的ライトな層にも知れ渡っているのは良い事だ。

もっとも、面白いのは、出てくる悪魔達を説得して仲間(メガテンでは『仲魔』と表記する)に引き入れたり、戦闘で成長させたり、合体して強力な悪魔にしたりという一風変わった育成システムなわけだが・・・。一風変わったといっても、今日ではさほど珍しいシステムというわけでもない。しかし複雑なシステムというわけでもないので(突き詰めていくと、結構奥が深く、複雑になるのだが)、ハマりやすい。最近のゲームはシステムが凝っているなあと思う半面、慣れに時間を要するものが意外に多い。そこから考えると、日本人におけるゲームは単純かつ奥深いシステムが一番好まれる傾向にあるのは間違いないと思う。ポケモンなんかいい例だと思うが。FFなんかはドンドン進化していくが、最近は過剰にシステムを変更していくので、慣れるまでに時間がかかってしまう。コツを掴めば、システムの奥深さが見えてきて楽しくもあるのだが・・・。この辺は流石スクエニだと感じる。年々グラフィックの向上と引き換えにシナリオが退化していく点を除けば、だが。鳥山テメーの事だよ。

本当はメガテンの話ではなく、愚痴になるのかもしれませんが、人間は『ゲスい存在』だよ!というのが言いたかっただけです。 進撃の巨人でも『良い人ってのは、自分にとって都合の良い人を指す』という台詞があります。 万人に好かれる等ありえない事なので、人に好かれるという事を意識するより、もっと自分に自信を持って日々生きて生きたいものです。 そして、人に好かれるというのは必ずしも100%貴方の事を肯定している事象ではないという事を意識しましょう。 そうしないと、いいように使われて、いざという時ポイとかありますゆえ。一番の勝ち組は人の評価など全く気にしていない人だと思います。 社会的に成功しているか・成功していないかは別として。

昨日リストラされた親友からの電話を受けて、そう思いました。 絵に描いたようなイイ奴なんですけどね。人の良さが災いというのはあるのかもしれない。 彼の会社の内情を知らない僕が推測で言うのも何なんですが。

こんな胸糞悪い話聞くと、悪魔召還したいですね。世の中破壊したいですね。どうせなら、おっぱいの大きい可愛い悪魔呼び出したいですね。 ハイスクールD×Dの読みすぎだと思います。正直すまんかった。