あっちゃん、AKB辞めるってよ

AKBから去年卒業した、前田敦子こと、あっちゃん。本格的にかねてからの希望であった女優活動に本腰を入れているそうで その一環として、過去の映画の『名作』とされる映画をハイペースで観ているそうだ。その映画好きは芸能界でも話題になり 米国アカデミー賞中継のゲストにも呼ばれるまでになった。しかし、映画好きとは裏腹に底の浅いコメントしか残せず それが原因で相変わらずバッシングを受けているようだけども。

あっちゃんが演技の勉強の一環として映画を観るのは構わないのだけど、バッシングしている人達の見解を信じるならば 彼女は過去の名作と呼ばれる映画を数をこなすが、漫然と観ているという事になり、それが果たして実になってるかという疑問が発生する。 趣味で観ているというのならば、全然問題はないが、殊更それが女優業の勉強となると、果たしてその見方はプラスになるのか?という話。

直接本人から聞いたわけじゃなし、ネット上の情報をそのまま信じるのもあれだから、映画鑑賞は彼女にとって趣味なのかもしれないという可能性は捨てきれない。まあ、それが女優業に生きてくるかどうかは、今後の活躍次第で、徐々に分かっていく事だろう。タランティーノのように映画好きなだけで、その分野の才能を伸ばせるわけではないとはやっぱり思ってしまう。だって同じような理屈でいえば水野先生も素晴らしい映画監督にならないとおかしくない?いやある意味素晴らしい映画監督だけどさー。

別に僕は俳優じゃないし、関係の職業に就いているわけでもない。けれども映画をひたすら観るってだけで自己完結するんじゃなくって 表に出て、人脈を広げて、演技のアドバイスなり受けたり、レッスン受けたりとか、生の他人の刺激というのを大切にしたほうがいいかとも思っちゃうわけです。映画鑑賞って結局自分の中の解釈が全てになっちゃうから。不特定多数の人に観られるという職業上、その偏りがちょっと心配だなあと思っちゃいます。言い方が悪いけど元々演技に関して光る才能を持ってる人でもないですから。他人への感心も貪欲に持ち合わせていく事が成功への近道ではないかとも思うんですよね。表に出ないだけで、既に実践されている可能性もありますが。

でも、ライフオブパイの感想が『動物がかあいそう』とか言っちゃってるあっさん見ると、おっさんは不安で不安でw 確かに見方によっちゃそう思える所もあるのは否定しないけど、やっぱり底の浅さは指摘されてもおかしくないよ。