境界線上のホライゾン3(下) を読んでいます。

境界線上のホライゾン 3下 (電撃文庫 か 5-36 GENESISシリーズ)境界線上のホライゾン 3下 (電撃文庫 か 5-36 GENESISシリーズ)
川上 稔

アスキー・メディアワークス 2010-09-10
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まさか読み終わっていないのに、いきなり最後のページを開くという暴挙に出る人はいないと思うが、最初にこれだけは言っておく。

読み終わるまで、決して最後のページを開くな!

願わくば僕みたいな犠牲者が増えない事をこれ以上祈ります。

という事で境界線上のホライゾン3(下)を途中まで読み進めました。あくまで途中感想なので、感想としてはたいしたこと書けないのですが、どうせ誰も読んでいないだろうと思うので、適当に気兼ねなくのんべんだらりと書いてみたり(日本語がおかしいぞ!ガンダム!)

読み進めた所は丁度マクデブルグ掠奪が開始された所までであり、本編では一番の盛り上がりを見せるであろう部分だったりします。

永遠のワンコアイドル、ミトツダイラ・ネイトさんが散々な目に合っている3巻ですが、前巻でネイトが一瞬見せたらしからぬ挙動の謎がついに明らかに!堅い、遅い、薄い(間違ってないよね?ね?)の三拍子揃った武蔵でも有数の重戦士タイプのネイトに、ついに覚醒フラグが生じたり。

前巻で各国の副長クラスがいかに強いかということを示す展開がありましたが、今巻でも今武蔵で死んで欲しい忍者ナンバー1のテンゾーさんが改めて副長クラスの恐ろしさを伝えてくれています。そして英国での相対戦では副長だったダッドリーさんが言うほど強くなかったなーという疑問が氷解しました。どっちかというと、ダッドリーと組んでいたセシルの方がかなり厄介だったんで、気にはなっていたんですよね。

しかしまあテンゾーさんはすっかり勝ち組オーラを出しているのがなんともはや。メアリとの微笑ましいやり取りも素敵ですが、やはり男連中とエロネタで盛り上がってる方がテンゾーらしい気もしますな。テンゾーの友人である。ウルキアガさんがいまいちまだ活躍の波に乗れていませんが、姉萌えのウルキアガさんにも春が来るのでしょうか。そんな今後の展開に胸を躍らせつつ。

本編を読むたびに毎回見てしまう、川上氏自作のPV。
多才な作家さんというのは珍しくはないですが、氏ほど才能に溢れているなあ〜と思える人もそういないでしょう。
いったいいつ寝ているのか不思議な程、川上氏は何かを生み出すペースが人外と思えるほど速い気がします